こんにちは。未来を創る学舎 沼津校です。という出だしであつたろうか。しばらくパトロオルにて沼津校パトロールにゃんこ遠出していたせゐもあり、いつのまにやら沼津校の子らも暖かそうな服装になつておることよ。気づけば、もう10月も終わりに近いのだから、吾輩の毛が冬毛に変わつてゆくように、人間も暖かいものを着るようにはなつてゐるのだろう。

今日は、美容の子らが「エステ」なるものの勉学にいそしんでおつた。吾輩は人語がわかる猫ではあるが、さすがに獣であるからして、学校の中を見学させてもらへまい。仕方がないので、ミカなる者に手助けをしてもらふことにしてみた。

こんにちは。今日の美容は肌の構造について勉強していました。とってもわかりやすい図もあって、肌の構造がよくわかりましたね。

3年生の真剣に取り組む姿もすばらしかったです。

なるほどな。そうやつて、多くの専門知識を身に着けていくのであるな。人の肌の構造とはなんとも複雑なものだな。猫である吾輩も、大変勉強になつた。近所の猫たちに、是非とも教えてやろうかな。

沼津校パトロールにゃんこ

今の時期、パトロオルで外を歩くと、沼津の街のどこからか金木犀の良い香りが漂つてくる。嗚呼秋だなあとつくづく思ふが、この金木犀には、銀木犀といふ仲間もあるそうな。花に詳しい猫仲間に聞いてみたところ「木犀」とのみ呼ぶ場合は「銀木犀」を指すのだとか。香りはといふと、どうやら金木犀の方が良い香りがしているように思はれる。

 

 

 

自然の「香り」は自然と心を穏やかにしてくれますね。これは、昔の人も同じだったようです。秋の金木犀を歌った歌人たちの俳句をいくつか紹介します。ちょっと口ずさみながら街を歩いてみると、また違った世界が見えてきて楽しいかもしれません。

ゆるぎなく金木犀の香のほとり  中村汀女

夜道よし木犀の香のとゞきゐて  山口誓子

木犀やしきりに匂ふ宵の程   正岡子規