こんにちは、未来を創る学舎 静岡校です。
本日の2年生の国語の時間では、短歌の発表を行いました。
クラスを3グループに分け、それぞれが興味のある短歌を1つ選び、その短歌について調べたものを1枚のプリントにまとめ、それをもとに発表します。
生徒たちにとっては短歌はあまり身近なものではないと思います。
それをあえて自分たちで選び、調べ、自分たちなりに解釈することで少しでも興味をもって、身近に感じてくれたら良いなという思いから発表の授業を行いました。
生徒たちは先週から着々と準備を進めていて、和歌の解釈や古文単語の意味、時代背景や作者の歴史まで詳しく調べていました。
しかし、最終目標は調べるだけでなく、調べたうえで自分たちなりの考えをまとめ、発表するということです。
ただ調べたことを発表するだけでは良い発表にはならない。
生徒自身もこれを理解しており、どうしたら聞き手に伝わりやすく話せるのかグループ内で話し合って進めていました。
そしてついに本番です。
グループ内で誰がどこを説明するかなどの役割分担も自分たちで決めたうえでの発表を行いました。
始まる前は少し緊張気味でしたが、前に立つと堂々としていました。
ホワイトボードに解説を書いたり、写真を張ったりなど、工夫して発表を行います。
各グループで用意したプリントにはイラストが描かれていたり、品詞や修辞法などの文法にも触れていたりと、幅広く調べていました。
発表が終わると自然に拍手が起こり、聞き手側の生徒に感想を聞くと、「詳しく説明してくれてわかりやすかった」「授業で習ったことを取り入れていて復習にもなった」など、どのグループの発表も好評でした。
しっかりと準備したうえで、自分たちの意見を取り入れた発表ができて素晴らしい時間でした。
これからも人前に出て何かを発表する機会は訪れると思います。
調べ学習の段階も含め、今日のこの発表が生徒たちにとっての自信になってくれたら良いなと思います。