沼津と函南の合同で、三年生たちによる特別授業の発表会本番が行われました。
かなり前からテーマを決め、調べ学習を重ね、沼津校は全員がパワーポイント使用ということで念入りにスライドや資料を作成していました。そして今日がその発表本番、一・二年生の前でそれぞれに授業をしてもらいました。
沼津校の生徒が授業した内容はそれぞれ以下の通り。
「童話って面白い!」
グリム童話やアンデルセン童話初期の残酷な描写や、その時代背景などについての考察と奥深さについて。良く知っていると思っていた物語も、また違った楽しみ方ができそう。
「あまり知られていない金属元素」
ビスマスやインジウムといったあまり馴染みのない金属元素の性質や活躍の仕方。化学の勉強が楽しくなる授業。
「VOCALOIDの魅力」
合成音声ソフト・ボーカロイドの成り立ちとそこから広がっていく新しい音楽の形。そしてそれを足掛かりに活躍している人たちによって既存のイメージを打破していくムーブメントについて。
「18祭について」
18祭(フェス)という企画を通して自分たちの夢を切り拓いていくということ。そして音楽の力で一つになる18歳世代の想いとエネルギーについて。
「恋愛の様々な形について」
大正・昭和・令和それぞれの恋愛の形やツール、価値観などについての比較。また心理テストを使って、楽しく恋愛の傾向を知りつつ、セクシャルマイノリティについての理解を深める授業。
このように、自分たちで決めたテーマで、先生顔負けの素晴らしい授業を作ってくれました。勉強になる内容や社会に出て考えていくべきことなど、様々な切り口でハイレベルな授業でした。
年々レベルが上がっていますが、今年は特に個々のこだわりや発表テクニカルの相乗効果で全体の完成度が高かったです。後輩たちにも格好良い姿を見せられたのではないでしょうか。