こんにちは。未来を創る学舎 沼津校です。
現在、1年生の国語は「新聞記事を読んで意見文を書こう」という単元に入っています。ネット社会になり、年代問わず、「新聞の活字」になじみがない人が増えていますが、1年生の生徒たちも新聞の活字に苦労していました。「文字が小さい」「文が難しい」などなど、SNSなどでなじみ深い「わかりやすい文章」ではない言葉は外国語の文章を読んでいるような感覚だったようです。
しかし、各々苦労しながら取り組み、何が書かれているか、などを読み取っています。
自分以外の世界とのつながりがスマホ主流になっている高校生なので、とかく世界のニュースや出来事には関心が薄れてきていることも否めませんが、授業などでニュースに触れ、見つめ、考えることで新たな意識や知識、価値観などを得ていくきっかけになれば、と思います。
学校の周りは外壁工事が進行し、しばらくの間、職員・生徒皆エレベーターを使用することになりました。コロナの影響で「密」を嫌う中、中学時代を過ごしてきた生徒たちなので、エレベーターという狭い空間に、見知らぬ方とも一緒になることもある時間はかなり緊張するようです。
しかし、考え方を変えて、エレベーターなど、公共のものを使用する際のマナー、「学校」という狭いコミュニティ以外の人と接する際のマナーを学ぶ良い機会ととらえていきたいです。よく言われていた「密」から、周りの状況やニュースを「見つめる」という「見つ」に変えていきましょう。