こんにちは、未来を創る学舎 静岡校です。
一昨日は祝日、昨日は体育祭とイレギュラーな1週間も今日で終わり。今週はどんな1週間でしたか?
昨日は体育祭が行われ、楽しく盛り上がったのではないでしょうか。また、その様子は後日アップロードしますね。
昨日とは打って変わって、本日は教科の授業をメインに行いました。
現在、1年生は国語の授業で「りんごのほっぺ」という物語について学んでいます。
この物は女優の渡辺美佐子さんが自身の体験をもとに綴った随想です。
渡辺さんの初恋の相手である小麦色の肌と赤いほっぺの男の子、T君に向けて書いたラブレターのようなものとも読み取れるでしょう。
しかし、この物語は恋の要素もありながら、戦時下の状況も描かれており、非常に奥が深く、また時系列にも注目して読まなければなりません。
物語の中で、T君は太平洋戦争の末期、疎開のため転校してしまったと書かれています。今となっては疎開という言葉は社会科の勉強以外ではなかなか聞かない言葉だと思います。
生徒たちは戦時下の状況をよく理解するため、動画を見ながら授業を進めます。文章で読むだけではなく、目で見て、聞いて確かめることでより理解が深まります。
今日はこの単元の初回の授業ということで流れと状況を理解するよう、生徒たちは真剣に動画を見ていました。
ときどき補足を行うと、生徒は一生懸命ノートを取ります。また、「原爆が落とされた日はいつ?」などの質問にも答えていました。
1つの物語から学べることはたくさんあります。また、知識として学習するだけでなく自分の意見を発信することも自己表現の1つです。
国語の授業を通して、これからも沢山のことを学んでいきましょうね。