成長するためのシカケ
軽度の発達障害・知的障害のある生徒を受け入れています。高校卒業後の自立を目指し、一人ひとりに合わせて目標を設定しながら成長を支えます。
集団の中での成長
社会に出ると「人との関わり」が重要になります。少人数ながらも集団の中で学校生活を送ることで、人との関わりを学ぶことが出来ます。
個別の目標設定
生徒の苦手なこと、得意なことを見ながら、個別の成長目標を設けます。スモールステップで、成功体験を積み重ねながら成長を目指します。
目標の立て方は?
簡単にできるところ、今の力だと出来ないところの間、少し手を伸ばせば(少しのサポートがあれば)手が届く場所に目標を設定します。この場所を、心理学用語で「発達の最近接領域(ZPD)」と言います。
田子の月との産学連携授業
商品の企画から宣伝、期間限定での店頭販売までを体験する授業です。集団での学びを大切にしているので、授業の内容はみんな同じ。けれど、目標は一人ひとり違います。
途中でクラスや田子の月本社でのプレゼンがあります。人前で話すのが苦手な生徒は多いですが、卒業後の進学・就職では大切な力。だからこそ、3年生までには参加してほしいと考えています。
1年生から堂々と発表する生徒もいれば、難しい生徒もいます。その場合は「まずは紙に書こう」「先生と一緒に読もう」と、個別の目標を設定。免除するのではなく、“今、手が届くこと”に挑戦してもらいます。
SST、キャリア教育
人間力の育成として、キャリア教育や探究型の学習に力を入れています。また、キャリア教育の準備段階として、SST(ソーシャルスキルトレーニング)のカリキュラムも用意しており、必要に応じて実施します。
- SST対人関係の基礎となるスキルを、反復練習やロールプレイングを通して学びます。全ての土台になります。
- 代償スキル苦手なことを、メモやタブレットなどを使い補います。自分の特性を理解し、適切な道具を考える力も養います。
- キャリア教育自己理解、将来設計、対人関係のスキルなどを、SSTという土台の上に積み上げます。高校卒業後に役立つ実践的スキルです。
| 感情の「ことば」 | 自分の感情の状態(喜怒哀楽)を、具体的な言葉で表現する練習をする。 |
|---|---|
| 「はい」と「いいえ(断り方)」 | 相手の誘いや依頼に対して、自分の意思を適切に(肯定・否定)伝える方法を学ぶ。 |
| 「手伝ってください(SOS)」 | 困った時に、一人で抱え込まず、他者にSOSを発信するスキルを学ぶ。 |
| 「ありがとう」と「ごめんなさい」 | 人間関係の基本となる、感謝と謝罪の言葉を適切なタイミングで言えるようになる。 |
| 「ワガママ」と「意見」はどう違う? | 自分の要求が「一方的なワガママ」なのか、「理由のある意見」なのかを区別する。 |
| 「傾聴(けいちょう)」の基本 | 相手が「話を聞いてもらえた」と感じるような、基本的な聞き方(傾聴)のスキルを学ぶ。 |
| 「表情」から気持ちを想像する | 表情が伝える情報を読み取り、相手の感情を推測する練習をする。 |
| 人との「距離感」 | 相手との関係性によって、適切な言葉遣いや物理的な距離が異なることを理解する。 |
| 会話の「キャッチボール」 | 一方的に話す(ドッジボール)のではなく、相手と交互に会話(キャッチボール)を続ける感覚を学ぶ。 |
| 「空気を読む」とは? | 状況や相手の様子から、今すべきこと(すべきでないこと)を判断する練習をする。 |
| 「TPO」を考えよう | 「時(Time)」「場所(Place)」「場合(Occasion)」によって、ふさわしい行動が違うことを理解する。 |
| グループで「話し合う」練習 | 複数人で一つのことを決める時、自分の意見を言い、相手の意見を聞く練習をする。 |
卒業後の進路
3年間かけて進路学習を行い、自分の進路を考えます。就職から進学まで、また福祉的就労(就労継続支援、就労移行支援)にも対応しています。
支援級出身生徒の進路実績
進学
神奈川工科大学、静岡産業大学、自由が丘産能短大、ヒューマンアカデミー、中央メカニック自動車大学校、沼津情報ビジネス専門学校、静岡県立工科短期大学校、大原公務員医療観光専門学校、川口調理師専門学校、あしたか職業訓練校 など
就職
GKB株式会社、株式会社ENEOSウイング、就労移行支援事業所SES など
校舎による違い
通常級の生徒と一緒に学ぶ
静岡校・沼津校
定員 15人
全体の3割程度が支援級出身者です。通常級の生徒と混ざりながら成長を目指すことが出来ます。
支援級に近い環境で学ぶ
函南校
定員 6人
ほぼ全てが支援級出身の生徒です。支援級のような環境下で成長を目指すことが出来ます。
