特別支援教育

3年後の自立を目指す

当校では、軽度の発達障害知的障害を持つ生徒の受け入れを行っています。「人間力」を育て、高校卒業後の「自立」を目指します。特に苦手とする人が多い、コミュニケーション力や協調性等を養う授業を取り入れています。受け入れ基準は校舎により違いはありますが、おおむね次の通りです。

各校舎の定員(静岡・沼津15人、函南6人)の中で学校生活が送れること。

※学力についての統一的な基準はありません。個別にお問い合わせください。

支援級出身生徒の進路先一覧

進学から就職まで対応しています。就職については、一般就職はもちろん、障害者枠での就職、就労移行支援事業所への入所(福祉的就労)など、幅広い選択肢があります。

過去2年間の進路先

神奈川工科大学、静岡産業大学、自由が丘産能短大、ヒューマンアカデミー、中央メカニック自動車大学校、沼津情報ビジネス専門学校、静岡県立工科短期大学校、大原公務員医療観光専門学校、川口調理師専門学校、あしたか職業訓練校、GKB株式会社、株式会社ENEOSウイング、就労移行支援事業所SES など

校舎による違い

静岡校、沼津校、函南校は、同じ学校のため、教育の土台は同じです。教育理念、教育目標、教育課程は全て同一となります。一方で、在籍している生徒に合わせ、各校舎で細かな教育手法を変えています。特に、静岡・沼津校と函南校とでは、「人間力」「自立」に向けたアプローチが大きく異なります。沼津校と函南校の両方に通学できる生徒は、是非、両校舎を比較してみてください。

静岡校・沼津校

定員15人のうち、3人~4人程度が支援級や通級で指導を受けた生徒です。通常級出身の生徒が大半のため、教育のベースは通常級にあります。そのため、人間関係構築には困難さを抱えていない生徒、今は支援級に在籍していても、今後は通常級に近い環境で成長を目指したい生徒には適しています。全日制高校と比べると、少人数です。教員の目が行き届きやすく、アットホームな雰囲気が形成されています。

函南校

定員6人のうち、ほぼ全てが支援級や通級で指導を受けた生徒です。静岡校・沼津校と比べると、支援級に近い雰囲気の中で学校生活を送ることが出来ます。引き続き、支援級のような環境下で成長を目指したい生徒には適しています。年数回、沼津校と合同行事や合同授業を実施しています。

よくある質問

学校生活の様子を見学できますか?

授業時間中(平日の昼間)にお越しいただければ見学できます。

個別相談や見学は1回ですか?

何回でもお越し下さい。

1年生、2年生でも見学は可能ですか?

可能です。お気軽にご連絡ください。

中等度の知的障害です。受け入れは可能ですか?

一律にお断りすることはありません。しかし、中等度の知的障害ですと、授業に後れを取る可能性が高いです。単位修得に困難が生じる可能性も有りますので、慎重に検討してください。また、個別相談後、出願をお断りすることもあります。

集団に入ることが出来ません。受け入れは可能ですか?

クラスの中に入れない生徒は、学校生活を送ることが困難のため、受け入れは出来ません。ただし、「慣れ」の問題であれば、入学前に慣れるまで何回でも見学にお越し頂き、十分に慣れた上で入学の日を迎えることも出来ます。

通学可能な範囲は?

特に規定はありません。生徒本人が通学可能と思えば、居住地は問いません。

電車通学が不安です。

慣れましょう。入学前に繰り返し練習する生徒もいます。

入学にあたり、手帳は必須ですか?

手帳(療育手帳、精神障害者福祉手帳)は不要です。入学の条件ではありません。ただし、持っていれば、高校卒業後の進路選択の幅は広がります。

TOP